静電気で髪は傷む?冬でも髪を綺麗に保つために心がけたいこと
「冬になると、静電気が凄くて髪が…」
このページでは、髪に起きる静電気についてまとめています!
静電気ってなに?
寒い時期になると、静電気が起きやすくなります。
服や金属製品、髪にも静電気は起こるんですよ。
「静電気」って、何が原因で起こるの?
静電気というのは、「摩擦」が原因で起こるんですよ。
静電気が起こる原因
どんな物でも、全ての物質は「プラス」と「マイナス」の電子を持っています。
この電子は、普段は同じくらいずつ均等になっているために、電気が発生することはありません。
プラスとマイナスの電子が、何らかの原因でそれぞれの「電子の受け渡し」をしてしまうと、プラスとマイナスの電子がくっついて電気が発生するんですよ。
プラスとマイナスがくっつく原因になるのが「摩擦」なんです。
小学生の頃に、下敷きで頭をこすったりしたことありませんか?
あ、やってた!
下敷きでこすると、静電気が立って髪が下敷きにくっつくんだよね。
あれも、下敷きと頭をこすることで「摩擦」を起こして、電気を発生させているんですよ。
髪に静電気が起こる原因
静電気が「摩擦」で起きるのは、わかったけど摩擦がなくても髪に静電気が起きたりはするよね?
どうして、冬は起きやすいんだろ?
環境や髪の状態によって髪にも起きやすくなります。
とくに冬は「乾燥」するので、起きやすくなるんですよ。
静電気は、水分で放電することができます。
空気中に水分があると、静電気は勝手に放電されるために髪などに起きることはありません。
冬は、空気が「乾燥」しやすいために、水分が少なく静電気が起こりやすいんですよ。
気温・湿度
気温や湿度が、一定以下になると静電気は起こり安くなります。
とくに「湿度」は重要です!
湿度:20%以下
摩擦の起こりやすさ
髪は、他も物よりも擦れる機会が多い部分です。
◇タオルとの摩擦
◇衣服を着るときの摩擦
静電気は、比較的狭い所に集まりやすい性質があるので、髪の先端などに集まって広がりやすくなってしまうんですよ。
髪で摩擦なんて起きないと思ってたけど、ブラシなんかでも擦れていたんだ…
水分の不足
静電気は、水分がないと放電することができません。
その為、髪が傷んでいたりして「水分が少ない」と静電気が起こりやすいです。
髪だけでなく体の水分が少なくとも、静電気は起こりやすくなるので注意が必要ですよ。
冬は、水分をとり忘れがちですが、髪にも体にも水分補給が大事な季節なんです!
髪に静電気を起こさない為のケア方法
静電気が起こると、髪は傷んでしまいます!
え。傷んだりするの?!
静電気は、髪をもろくしたり、頭皮へダメージを与えてしまうんですよ。
摩擦が起こりすぎるというのも、髪には良くないことなんです!
静電気が起きやすい冬には、しっかりと「ケア」をすることが大切ですよ。
冬には、しっかりと静電気対策をすることが大切です。
摩擦を少なくして、静電気が起こりにくいように心掛けてみてくださいね。
木製のブラシを使う!
プラスチック製のブラシは、静電気が起きやすいです。
髪をとかすときには、木製のブラシを使うようにしましょう!
獣毛ブラシやつげのくしなど、髪に触れる部分が「プラスチック以外」がおすすめです。
アウトバストリートメントを使う!
アウトバストリートメントは、保湿性に優れた洗い流さないトリートメントのことです。
静電気が起こりやすい時期に利用すると、髪の水分を保って静電気を起こりにくくしてくれますよ。
「ツバキ油」などのオイル系のものや、クリーム状のものなどいろいろありますので試してみてくださいね。
帯電防止剤の含まれたシャンプーを使う!
シャンプーには、帯電防止剤(たいでんぼうしざい)という静電気を防止する成分を含んだものがあります。
この成分が含まれていると、静電気が起こりにくくなりますよ。
静電気の起こりやすい時期には、シャンプーを変えてみるのもおすすめです。
「保湿力」の高いシャンプーの変えるだけでも、静電気は起こりにくくなりますよ。
◇「くせ毛・天パ」の原因は間違ったケア?正しいシャンプーのやり方!
水分をこまめに!
寒い時期には、水分をこまめにとるように心掛けてみてください。
体だけではなく、髪にも水分補給・保湿を忘れずに!
水分があると、静電気を放電してくれますよ。
加湿器を使う!
寒い時期は、乾燥しやすく湿度が下がりがちです。
加湿器などを使って、湿度を保つように心掛けてみてくださいね。
50~60%くらいに保つのが理想です!
アロマディフューザーを使うと、香りも楽しめて一石二鳥でおすすめですよ。
髪を束ねる!
寒いと髪を下ろしたくなるものですが、束ねると摩擦が起きるのを減らすことができ、静電気は起きづらくなります。
キツく結びすぎてしまうと、髪が傷んでしまうので、シュシュやシリコンゴムなどで優しく結びましょう。
シリコンゴムは外しやすく、結び目を髪で隠しやすいので、ヘアアレンジの幅が広がりますよ!
冬は、暖房ばかり使ってしまうけど、それだと髪もパサパサになっちゃうんだね…
そうですね。
加湿器などを上手く利用して、湿度調節をすることが大切ですよ。
まとめ
◇静電気は水分があると放電できる!
◇寒い時期は水分補給が重要!
◇摩擦が起こりにくいように工夫しよう!
◇湿度を保つように、工夫しよう!
いかがでしたか?
冬は、髪もお肌も乾燥しやすい時期です。
加湿器などを上手く活用して、乾燥しすぎないように気をつけてくださいね。